SDGsに関してアンケート
SDGsの認知度について
本日は世の中に公表されているアンケート結果から、SDGsに取り組むべき理由についてお伝えさせていただきます。
●SDGsとは?
世界にあふれる様々な課題(発展途上国が抱える課題~先進国が抱える課題まで幅広く)に対して、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成すべき17の大きな目標と169のターゲットを全会一致で採択し、1人も取り残さないをスローガンにした世界的な取り組みで、いま急速に世の中に広がっているものです。
現在SDGsの考え方である“自社の利益だけでなく、自社を取り巻く社会や地球環境に配慮した経済活動が大切”という「価値観」が確実に広がっています。
本日は、このSDGsが現在その程度の広がりをみせているのか?
を元に、ご紹介させていただきます。
【調査概要】
調査対象者:全国 / 男女 / 20〜69歳
調査条件 :1年以内〜10年以上勤務している社会人
20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間 :2021年10月27日~10月31日
●SDGsの認知度について
全体の92.1%の回答者が「SDGsを既知している」と回答し、
20〜60代の年代別でも全年代で9割を超える認知度となっており、
会社に所属するほとんどの人がSDGsを知っていることになります。
また、SDGsを知った時期やきっかけについては以下の通りです。
SDGsを知った時期は、「2019年1〜12月」が26.6%で、
「2020年1〜12月」が25.2%、
「2021年1月〜現在」が11.3%になり、
約36%の人が2020年1月以降、つまりコロナ禍でSDGs知った
という回答結果となっています。
また知ったきっかけとしては、インターネットについで、「職場」という回答が多く、
仕事をする上でSDGsに関する話題が多くなっていることが分かります。
関心が高いSDGs目標
全17のSDGs目標の中で、42.4%の回答者が「目標8 働きがいも経済成長も」に関心があると回答し、次いで、「目標1 貧困をなくそう」39.4%、「目標4質の高い教育をみんなに」38.2%となっており、関心度合いが見て取れます。
最も興味関心の高かった「目標8働きがいも経済成長も」
を含めた17目標の内いくつかの内容は以下、
弊社のSDGs ETプラットフォーム(https://www.sdgs-et.jp/)のコラム内で
紹介をしておりますので、良ければご覧ください。
↓↓↓
「目標8働きがいも経済成長も」に関するコラム
「目標1 貧困をなくそう」に関するコラム
「目標4質の高い教育をみんなに」 に関するコラム
●SDGsの取り組みが企業選びに影響
現在転職活動中や今後転職をするとなった際に、企業のSDGsへの取り組みが企業選びに影響するかという問いでは、「大きく影響する」11.7%、「やや影響する」40.2%で、回答者全体の半数を超える51.9%が企業選びにSDGsの取り組みが影響すると回答しました。
つまり、人材採用を実施するすべての企業にとって、SDGsを経営に取り入れることは必須であるといえます。
次に、企業の社会貢献をどこで判断しているかという問いでは、60.9%が「従業員に対する姿勢」で最多回答になり、次いで「ビジネスモデル」58.8%、「企業理念」46.1%という回答結果になりました。
従業員に対する姿勢とは?
会社として社員が働きやすい環境を提供できている
従業員のウェルビーングを意識し、
それを高めるための取り組みが実行できているなど、
「会社にとって最も身近な存在である
従業員に対して寄り添う、企業の姿が、社会貢献する企業の姿
として最も支持されている」ということです。
当社では、「従業員に対する姿勢」について
うまく打ち出しができていない中小企業に向けて、
① 健康経営の促進支援
② 女性活躍の取り組み促進支援
を実施しております。ご興味ある方は下記よりご相談ください。
https://form.k3r.jp/fvl_kansai/fvl4291
まとめ
企業の社会貢献活動を調べる方法としては、66.7%の「企業ホームページ」が最多回答で、次いで「企業採用ページ」が53.2%の回答結果でしたが、いずれも「WEBサイト」であることが分かります。
つまり、企業としてWEBサイトを活用して
「情報発信」をすることは必須の取り組みであることが分かります。
●まとめ
上記に記載の通り、企業にとってSDGsは
必ず経営に取り入れるものといえる時代になりました。
日々SDGsに取り組む中小企業経営者を応援しています。
既にSDGsに取り組まれている経営者の皆様に向けて、SDGs取り組む中小企業の好事例を発信するプラットフォームであるSDGs Each Togetherへ掲載して、対外的に情報発信を進めていくことを提案しています。
同時に、御社のホームページと双方向のつながりを持つことができるバナーの配布を積極的に進めております。
まだの方は、これを機会にSDGsに関する
取り組みをはじめましょう!
そして、すでに実施済みの皆様は
その取り組みを積極的に発信して、共に広げていきましょう。
※出典:Job総研 「2021年 SDGs実態調査」報告資料
https://laibo.jp/info/20211108/